仁王像
山門の両側で魔物を入れないために忿怒の表情で睨みつけています。左の口を開けているのが阿形(あぎょう)、右の口を閉じているのが吽形(うんぎょう)です。
昔からそのたくましい足にあやかって、足の神さまとして信仰を集めています。
子ぼんさん(向かって左)
みなさんを門前でお迎えしています。いつの頃からか、寒いときにはニット帽を、日の照るときには野球帽を被せてくださる方がおられ、その愛らしい表情も季節ごとに変化します。
さて、今はどんな帽子を被っておられるのでしょうか。
子ぼんさん(向かって右)
こちらの子ぼんさんは、いっぱいに広げた両手とおっきな頭が特徴的です。
大きな頭には智慧がたくさん詰まっています。どうぞ、その頭をなでて智慧にあやかって下さい。
十三仏とマニ車
真言宗では十三の仏を特に大切にします。それぞれの仏さまのお姿と功徳は脇にある石碑に刻まれていますので、お立ち寄りの際にご覧ください。
般若心経が彫られたマニ車は「一転一念」。一回まわすと般若心経を一度唱えたのと同じ功徳が得られると言われています。ただし回転がよすぎるので、まわしすぎには注意!?
修行大師
「同行二人」という言葉をご存じでしょうか?お大師さまがいつも傍にいて見守ってくれるということです。拝んでいると修行途中のお大師さまがふと現れるかもしれません。
ぼけよけ地蔵
お地蔵さんは実はすごい仏さまなのです。お釈迦さんが亡くなられて56億7千万年後に人々を救う弥勒菩薩さんが現れるまでの間、私達を救うのを任されました。
未だに治療法のない「ぼけ」。お地蔵さんの力ではねのけてもらいましょう。
福徳地蔵とびんずるさん(本堂内)
本堂内には様々な仏さまがおられますが、その中でも有名なのが福徳地蔵さんとびんずるさんです。
福徳地蔵さんは、お地蔵さんとしては珍しい色つきの立像です。昔から、福も徳もいただけると言われているありがたいお地蔵さんです。
本堂内入ってすぐにおられるのがびんずるさんです。「びんずるさんをなでれば病気が治る。」体の悪いところや調子の悪いところがありましたら、その箇所を、まずはびんずるさん、次に自分、となでてください。
白衣観音と六地蔵
本堂裏・おがみ山の頂上から皆様の幸せと健やかな暮らしを願って立っておられるのが白衣観音さんです。和泉平野を一望できる山頂にはベンチもあり、変わりゆく街並みを眺めながらほっと一息つくのも良いかも知れません。