藤原祐寛画僧より
空海和尚の漢詩が書かれた大皿を賜りました。
2019.12.12 THU
後夜に仏法僧鳥を聞く
閑林に独座す 草堂の暁
三寳の聲 一鳥に聞く
一鳥聲有り 人心有り
聲心雲水 倶に了了
空海
現代語訳(松長有慶貎下)
山の草堂で早朝 独り瞑想に耽っていた
鳥の声のようだ ブッポウソウだろうか
仏とその教えと それを伝える僧たちと
三つの宝の名を 一つに込め鳴いている
鳥の声と人の心 浮かぶ雲と流れゆく水
これらすべては 宇宙いたる処に満ちた
法身大日如来の 身と語と心のあらわれ
みんな溶け合い 永遠の一に還ってゆく
こんにちは。
大皿に描かれた絵図や漢詩と現代語訳も素晴らしいです。
山の草堂で空海様が瞑想しているお姿も良いですね。
コメントありがとうございます。
ゆったりと坐って、
空海さんのように感じ入りたいですね。